※この文章は以前bloggerで公開した記事です
(http://gn8-prj.blogspot.com/2016/12/blog-post_1.html)
電車で目の前に座った人、高校で同じクラスだった気がするけれど確信が持てなくて、気になってチラチラと見ていたら目があってしまった。反射的に目を逸らしてしまったのだけれど、相手もわたしに気づいたらしく笑顔で小さく手を振ってくれた。その反応に驚きつつも、軽く会釈して微笑み返した。なんて素敵な人なんだろう。感じの悪い態度をとってしまったことを悔やんだ。そこまで仲良くしていたわけではなかったけれど、わたしのことを覚えていてくれたことも嬉しかった。
素敵な人を見るたび、ああ、この人は多くの人から好かれてきたんだろうなと思ってしまう。相手が不快にならない確信があるからこその振る舞い。わたしが同じように振る舞ったところで、気持ち悪いと思われておしまいなのに。そんなことを考えて悲しくなる。
わたしもあんなふうに振る舞えたらどんなに良いだろう。自分からアクションを起こせない。良い反応をされた経験が殆どないから。昔の記憶は今も行動にブレーキをかけ続けている。情けない。
いつか向こう側に行きたい。